まだまだ予断を許さない新型コロナウイルスの感染状況ですが、日本国内は「Go Toトラベル」キャンペーンも好調のようで、少しずつ国内旅行を始める人も増えてきています。
一方で海外旅行についてはアジアの一部やオセアニアのように感染が終息に向かっている国々もあれば、ヨーロッパやアメリカ、ブラジル、インドのようにまだまだ拡大中という国もあります。
実情では2020年12月時点では海外旅行は実質不可能に近いと言える状態です。
以下に出国、入国に関する現在の状況をまとめてみました。
●日本から海外への渡航
基本的には外務省が発表する「感染症危険情報」を目安に判断します。
(外務省 海外安全ホームページ)
レベル1:十分注意してください。
レベル2:不要不急の渡航は止めてください
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
2020年12月現在、外務省が全ての国を対象に発出した「レベル2(不要不急の渡航は止めてください)」は、3月25日から依然継続しています。
※一般的に旅行会社が催行する主催旅行はレベル2以上で催行中止の判断となります。
- 全世界に対する危険情報の発出 レベル2(全世界の危険情報の発出)
さらに欧州や米国、東南アジアなどの多くの国は「レベル3(渡航中止勧告)」となり、海外渡航は実質、できない状態です。
- (レベルの引き上げ、または維持)レベル3の国(各国に対する感染症危険情報の発出)
ただし、感染者数が減りつつある国に関しては、外務省は様子を見ながらレベルを引き下げていく方針です。
海外の日本からの旅行客受け入れ状況と行動制限措置
外務省によると、現在日本からの渡航者や日本人に対して入国制限措置をとっている国は101か国/地域。
外務省の渡航中止要請を無視して渡航をしたとしても、入国後に行動制限措置を取っている国は100か国/地域と、その範囲はほぼ全世界に及んでいます
どの国が該当するかは、以下の外務省のページを参照ください。
外務省海外安全ホームページ:新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限)