東京都は、新型コロナワクチン接種の促進のため、LINEを使った「TOKYOワクションアプリ」を11月1日から提供開始しました。
ワクチンの接種記録を登録し、スマホをワクチン接種証明書的に活用できるほか、アプリから協賛企業などによる特典に応募できるようになっています。
「ワクション」とはワクチンとアクション(行動)をあわせた造語で、TOKYOワクションの公式サイトでは、ワクチンに関する情報や接種に関する注意点などの情報提供を行なっています。
Webサイトに「若い皆さんの前向きなアクションが必要です」と記載されているとおり、基本的に「若者のワクチン接種を促進する」ための施策です。ただし、若年層のワクチン接種率も増えてきており、接種の推進とともに都内施設利用のためのワクチンパスポート(接種証明書)的な役割も担っていく予定です。
今回この「TOKYOワクションアプリ」を試すとともに、この施策について東京都 福祉保健局に話を聞きました。なお、当面の間、接種証明の登録は都民に限定されていますが、将来的には他県民への開放も予定しているとのことです。
特典もあり
東京ワクションアプリは、プラットフォームとして「LINE」を利用します。
専用Webサイトにアクセスして、「賛同して友だち追加」すると、TOKYOワクションのLINE公式アカウントを友だち登録できます。
TOKYOワクションを友だち登録すると、LINEのオリジナルスタンプ「TOKYOワクションフレンズ」(全8種)がもらえます。
友だち登録後に、「TOKYOワクション」LINE公式アカウントのトーク画面上のメニューから「アプリを開く」を選択すると、ログインページに移動。LINEアカウント認証を経て、TOKYOワクションアプリにログインできます。
TOKYOワクションアプリにログイン後、本人確認書類と接種記録の画像をアップロードすることで、アプリに接種記録を登録できます。なお、当面は「都民のみ登録可能」としています。
本人確認書類は、「運転免許証」「在留カード」「特別永住者証明書」「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「各種健康保険証」に対応。マイナンバーカードは非対応となっています。名前や郵便番号を入力の上、本人確認書類を撮影します。免許証など多くの書類の場合は両面をカメラで撮影してアップロードします。