マレーシアへの旅行はいつから?入国・帰国時の規制・制限

現在のマレーシアの出入国状況や感染状況、マスク着用の義務など現地の情報をご紹介します。

マレーシアへの入国

外国人渡航者の入国は原則禁止
(ランカウイ島のみ観光目的での入国が可能)

以下は例外
①長期滞在パス(駐在者パス、MM2H、学生パス等)保有者および新規取得者
②マレーシア在住の親族が死亡または危篤の者
③長期滞在パスを保有していない外国人で、マレーシア人の配偶者およびその家族
④短期ビジネス・ワンストップセンター(OSC)を利用しての短期商用滞在者(14日以内、隔離免除)
⑤ランカウイ国際トラベルバブルを利用しての観光(隔離免除)
⑥マレーシア・シンガポール間のワクチン・トラベル・レーン利用者(隔離免除)

▼入国可能な場合の入国条件
・出国前3日以内の陰性証明書の提示 ※一部の48時間以内の場合がある
・政府指定アプリのダウンロード
・マレーシア到着時のPCR検査結果陰性
・政府指定隔離施設での10日間隔離
・隔離期間中のリストバンド着用等
・国家回復計画(NRP)の規定遵守
のほか、個別に以下の条件を満たす必要がある

ワクチン接種完了者(2回目接種後14日以上経過している者)の隔離期間は7日間だが、事前に保健省からの許可を得ることで、政府指定隔離施設に代えて自宅隔離が可能

上記例外項目による個別の条件は以下

①長期滞在パス(駐在者パス、MM2H、学生パス等)保有者および新規取得者
②マレーシア在住の親族が死亡または危篤の者
③長期滞在パスを保有していない外国人で、マレーシア人の配偶者およびその家族
マレーシア入国管理局への事前申請および同局からの許可受領
※長期滞在パス(駐在者パス、MM2H、学生パス等)保有者の再入国では不要

③長期滞在パスを保有していない外国人で、マレーシア人の配偶者およびその家族
上記に加え、入管通過直後に必要な滞在許可申請等を行う

④短期ビジネス・ワンストップセンター(OSC)を利用しての短期商用滞在(隔離免除)
・利用者はワクチン接種完了者に限る
・マレーシアへ向けた出国前「2日」以内のPCR検査受検
・入国時にPCR検査受検
・マレーシア滞在中は、OSCにより認められた期間、行程に従う(最長14日間)とともに、MIDAのリエゾンオフィサーが同行
・入国から2、4、6日目に自己検査(迅速抗原検査)、3、5日目には専門家による検査(迅速抗原検査)を受検
・自己検査結果のアプリ登録を義務付け

⑤ランカウイ国際トラベルバブル利用者(隔離免除)
※ランカウイ島のみ滞在が可能
主に以下の要件を満たすことで隔離なしでの渡航が可能
・指定されたワクチンの接種を完了(接種未完了の18歳未満の子供を同伴可)
・マレーシア観光、芸術、文化省が認可した旅行会社またはそのサービスを利用する国外代理店を通じてツアーを予約
※個人観光は不可
・最低約900万円(8万米ドル)を保障する新型コロナ・旅行保険に加入
・マレーシアへ向けた出国前「2日」以内のPCR検査受検
※RT-PCRまたは迅速分子検査(RMT)
・ランカウイ到着時にPCR検査受検。デジタル自宅隔離指示の下、検査結果が出るまでホテル待機
・入国後、2、4、6日目には自己検査(迅速抗原検査)、3、5日目には専門家による検査(迅速抗原検査)を受検
・自己検査結果のアプリ登録を義務付け
・島内に最低3日間滞在しツアーで行動
また、島内滞在7日目または出発前72時間以内の検査結果が陰性の場合、8日目以降の島内滞在、マレーシアからの出国およびマレーシア国内の他の地域への移動、個人観光が可能

⑥マレーシア・シンガポール間のワクチン・トラベル・レーン利用者(隔離免除)
マレーシア・シンガポール間の空路および陸路渡航枠組み「ワクチン・トラベル・レーン」の利用者は、いくつかの要件を満たすことで隔離なしでの渡航が可能
※詳細は在マレーシア日本国大使館WEBサイトを参照

さらに、マレーシア入国11~60日前に新型コロナウイルスに感染した者は追加で制限をうけ、必要書類を持参する必要がある。
①マレーシア渡航の際に以下の書類が必要。
・ワクチン接種証明書
・マレーシア入国11~60日前に新型コロナウイルスに感染したことを証明する検査結果(紙またはデジタル)
・入院していた場合は当該医療施設の医師が発行する渡航許可レター
②マレーシア入国11~60日前に新型コロナウイルスに感染していて自宅隔離等入院に至らなかった者は、マレーシア入国2日前以内に迅速抗原検査を受ける必要があり、検査結果が陰性の場合のみ渡航可能。
③マレーシア到着後、以下を行う必要がある。
・MySejahteraアプリのダウンロードおよびアプリ上での「健康情報」の入力
・PMAでMySejahteraアプリを利用して「海外からの渡航者」のQRコードをスキャン
・PMAで体温測定を含む健康診査を受ける
・PMAに常駐する政府または民間医療従事者立会いのもと、迅速抗原検査を受ける
④マレーシア入国11~60日前に新型コロナウイルスに感染していてワクチン接種を完了していない者は入国後7日間の強制隔離が必要。

また、1月24日以降はワクチン接種ステータスに応じてマレーシア入国後の隔離期間が変更されている。
・ブースター接種済みの成人(18歳以上)または単独で渡航する若年者(12~17歳)
隔離期間は5日。日本出国前2日以内のPCR検査陰性証明書を持参し、マレーシア到着時にPCR検査を受検。
隔離4日目にPCR検査または隔離5日目に専門家による迅速抗原検査を受検。検査結果が陰性の場合は隔離5日目に隔離終了。

・ブースター未接種のワクチン接種完了者
隔離期間は7日。日本出国前2日以内のPCR検査陰性証明書を持参し、マレーシア到着時にPCR検査を受検。
隔離5日目にPCR検査または隔離7日目に専門家による迅速抗原検査を受検。検査結果が陰性の場合は隔離7日目に隔離終了。

・ワクチン接種未完了者
隔離期間は10日。日本出国前2日以内のPCR検査陰性証明書を持参し、マレーシア到着時にPCR検査を受検。
隔離8日目にPCR検査または隔離10日目に専門家による迅速抗原検査を受検。検査結果が陰性の場合は隔離10日目に隔離終了。

マレーシアから日本への入国

▼国籍を問わず海外から日本へ入国する場合
①検査証明書の提出
・出国前72時間以内の検査(陰性)証明書の提出が必要です。
・搭乗時に検査証明書を所持していない場合、航空機への搭乗を拒否されます。
・検査証明書の取得が困難かつやむを得ない場合、出発地の在外公館に相談が必要です。

▽入国時に必要な検査証明書の要件
1.検体採取が出国前の72時間以内であること
2.所定のフォーマットを使用して以下の内容を検査証明書へ記載する
・氏名/パスポート番号/国籍/生年月日/性別
・検査法/採取検体
・結果/検体採取日時/結果判明日/検査証明書交付年月日
・医療機関名/住所/医師名/医療機関印影
・すべての項目が英語で記載されたもの
3.検体採取方法は以下のいずかに限る
鼻咽頭ぬぐい液/唾液/鼻咽頭ぬぐい液・咽頭ぬぐい液の混合
※実際の検体採取箇所が「鼻咽頭」でも検査証明書に記載の検体が「鼻腔」を示す「Nasal swab」や「Nasal and throat swab」などとして記載されている場合は無効となる。
4.検査方法は以下のいずかに限る
RT-PCR法/LAMP法/TMA法/TRC法/Smart Amp法/NEAR法/次世代シーケンス法/抗原定量検査(抗原定性検査ではない)

▽入国時の注意事項
・空港等からの移動も含め公共交通機関の使用は不可です。
・入国後に待機する滞在先と空港等から移動する手段について検疫所に登録が必要です。

②空港での検査等
・日本到着時に全ての人に検査が実施され、結果が出るまで空港内のスペース・検疫所が指定した施設等で待機する必要があります。
※到着から検査結果が判明して入国するまでの所要時間は検査方法により異なるため注意が必要。
・検疫における検査の結果が陰性でも、自宅等で10日間の待機が必要です。また保健所等による健康確認の対象となります。

③誓約書の提出
・国籍を問わず検疫所へ「誓約書」の提出が必要です。
【誓約の内容】
10日間の公共交通機関の不使用/自宅等での待機/位置情報の保存/接触確認アプリの導入等
※誓約書が提出できない場合、検疫所が確保する宿泊施設等で待機していただきます。

④スマートフォンの所持、指定アプリのインストール
・入国時、空港検疫で指定の位置情報確認アプリ等を利用できるスマートフォンの所持が必要です。
 ※スマートフォン不所持者は、スマートフォンを借り受けるよう求められます。
・お持ちのスマートフォンに、以下のアプリを事前にインストールおよび設定をする必要があります。
健康居所確認アプリ(MySOS等)/位置情報保存設定(GoogleMaps等)/COCOA(接触確認アプリ)

▽アプリ動作可能なOSバージョン
・iPhone端末:iOS13.5以上
・Android端末:6.0以上

⑤質問票の提出について
・入国後10日間の健康フォローアップのため、検疫時にメールアドレス、電話番号等の連絡先を確認します。
・質問票WEBで回答完了後、QRコードが表示されるので、表示されたQRコードをスクリーンショットで保存するか、印刷をして検疫時に提示する。
・質問票WEBへのアクセスはこちら「https://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp」
※メールアドレス、電話番号は日本国内で入国者ご本人が使用できるものを質問票に必ず記載する。
1.質問票WEBの入力方法
(1)厚生労働省の質問票WEBページにアクセス
・言語を選択
(2)入国者情報を入力
・日本到着日/航空機の会社名/便名/座席番号/氏名/国籍/性別/生年月日
(3)日本滞在情報を入力
・日本国内の住所(ホテル滞在の場合はホテルの住所)
※滞在先の所在地を把握していない場合は、宿泊、滞在先施設の名称(アルファベット)と電話番号を入力する。
・日本入国日から14日以内に日本を出国する予定がある場合は出発予定日等を入力する。
(4)流行地域滞在情報を入力
・日本に入国する日の過去14日以内に滞在していた地域を選択
(5)体調情報を入力
・過去14日以内で、発熱やせきなどの症状がある人との接触有無
・過去14日以内に感染した患者との接触有無
・過去14日以内で、発熱やせきなどの症状有無
・体調の異常の有無(異常がある場合の症状)
・解熱剤、かぜ薬、痛み止めなどの使用
・公共交通機関を使用せず移動する方法を確保しているか
(6)フォローアップ
・健康状態の確認をするために、日本国内で入国者ご本人が使用できるメールアドレス、電話番号を入力
2.質問票WEBに加え、「12条に基づく質問」にも入国前に予め回答し、検疫時に提示

⑥指定された待機期間中のルール
1.入国者健康居所確認アプリ(MySOS)による位置情報・健康状態の報告(毎日)
(1)ログイン(利用開始の登録)
・専用のQRコードからインストール
・日本国内の空港到着時、パスポート番号、生年月日を入力して利用開始
(2)待機場所の登録・現在地の報告
・待機場所に到着したらアプリで待機場所を登録
・1日複数回「現在の位置情報」を求める通知が届くので、「現在地報告」ボタンを押して応答
(3)健康状態の報告(MySOS)
・1日1回、健康状態確認をお願いするMySOSの通知が届くので、案内に従い健康状態を報告
2.入国者健康居所確認アプリ(MySOS)による居所確認(随時)
・入国者健康確認センターから登録待機先の居所確認のため着信があったら必ず応答(ビデオ通話)
3.スマートフォンの位置情報記録の保存設定(GoogleMaps等の設定)
・陽性となった場合など、保存された位置情報を保健所などに提示するために必要な設定
4.COCOA(接触確認アプリ)の利用

⑦ワクチン接種証明書による待機期間の短縮等
12月1日(水)午前0時(日本時間)以降の帰国者・再入国者等について、有効なワクチン接種証明保持者に対する3日間停留措置の免除および待機期間短縮措置(14日から10日)を停止。

▼有効なワクチン接種証明保持者に対する行動制限緩和措置の見直しについて
11月30日(火)午前0時(日本時間)以降、有効なワクチン接種証明保持者に対する行動制限緩和措置に係る新規申請受付および審査済証の交付を停止。
※12月1日(水)午前0時(日本時間)以降の帰国者・再入国者等は行動制限緩和の対象外

▼すべての外国人の新規入国等を禁止(11月30日午前0時より)
11月8日から例外的に認めてきたビジネス目的の短期滞在者や留学生、技能実習生を含め全ての国を対象に当面の間、入国を原則停止する。

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