アメリカ・ハワイ州は観光産業を復活させるため、いわゆる「ワクチンパスポート」で渡航者の事前検査などを免除する対象地域を州内からアメリカ全土に広げました。
これによって、カリフォルニアやニューヨークなど、米国の別の州からハワイへくる際に必要となっていた陰性証明書や、陰性証明書がない場合に求められていた到着後の自主隔離が免除となります。
アメリカ本土からの観光客を増やす狙いです。
現在アメリカ国内からの旅行者はほぼ以前の水準に戻っているとのことです。
一方、日本からの渡航はおととしの1%程度に落ち込んだままで、日本人客に人気の店舗が休業や閉店に追い込まれている現状です。
日本人客はホテル代や土産物代など1人あたりの消費額が高く、地元観光局は「ハワイの経済の復活のため早く日本人客に来てほしい」と話しているとの事です。