シンガポール旅行はいつから?入国・帰国時の規制・制限

現在のシンガポールの出入国状況や感染状況、マスク着用の義務など現地の情報をご紹介します。

シンガポールへの入国

長期滞在パス(労働パスおよび帯同者パス(EP、S Pass、DP等)を含む)所持者以外は入国不可。
日本を含む新型コロナウイルス感染リスクの高い国・地域に過去21日間に渡航歴がある外国人の就労パス保持者と帯同ビザ保持者は入国前に入国許可が必要。2021年8月10日よりワクチン接種者に限り入国許可の申請受け付けが開始されている。
ICAの入国許可を得た就労パス保持者と18歳以上の帯同パス保持者は、航空機の搭乗前とシンガポール到着時にワクチン接種完了証明書の提示が必要。12歳未満の帯同ビザ保持者についてはワクチン接種は必要ない。12~17歳の帯同ビザ保持者も入国時点で接種を必要としないが、入国後1ヶ月以内にヘルスサイエンス庁(HPB)が緊急治療薬として暫定認定したワクチンの1回目の接種を受けなくてはならない。

また、オミクロン変異株の流行を防ぐため、2021年12月2日23時59分以降はシンガポール渡航者への検査措置が強化される。

・渡航者への到着時PCR検査および Vaccinated Travel Lanes(VTL)渡航者への追加抗原迅速検査(ART)
オミクロン変異株の流行を防ぐため、2021年12月2日23時59分以降にシンガポールに到着する渡航者への検査措置が強化される。4週間にわたって適用される見込みであり、必要に応じて変更される。
 ※到着時の検査を迅速に行うために、渡航者は専用サイトでシンガポールへの出発前に、到着時のPCR検査を予約して支払いを終えておく必要がある。
空路入国者またはシンガポールで乗り継ぎをする者は、12月2日23時59分以降、カテゴリー1の国/地域からの渡航者を含め、シンガポールへの出発前2日以内に出発前テスト(PDT)を受け陰性証明書を得る必要がある。カテゴリー2(Vaccinated Travel Lanes(VTL)を除く)、3および4の国からの渡航者を含むすべてのシンガポール入国者は、到着時にPCR検査を受検する必要がある。
また、12月2日23時59分以降に到着したVaccinated Travel Lanes(VTL-Air)を利用した空路入国者も、到着後3日目と7日目に、クイックテストセンターで監督の下自主抗原迅速検査(ART)を追加でに受ける必要がある。

オミクロン変異株感染が確認された、または疑いのある感染者は、自宅療養は許可されず、隔離と管理のために国立感染症センター(National Centre for Infectious Diseases)に搬送される。これらのケースでは接触者を十分に追跡の上、濃厚接触者は自宅での自己隔離ではなく、政府の隔離施設で10日間の隔離を行い、隔離の開始時と終了時にPCR検査を実施しなければならない。

入国規制措置
・長期滞在パス保持者も、(再)入国にはシンガポール政府の事前承認が必要。(承認を得ずにシンガポールに到着した場合、滞在パスの永久剥奪等の処分の対象となる)また、シンガポール到着までにワクチンの接種を終えている必要がある。(最終接種から2週間を経過しているが条件)搭乗・入国に際してワクチン接種証明書の提示と当地での隔離後の抗体検査等も必要。(ワクチン接種証明書として日本のワクチン接種証明書が認められる)
・出国前48時間以内にPCR検査を受検し陰性の証明書を取得(入国審査時必要)
・入国時PCR検査受検(2021年10月27日以降の到着者は不要)
・入国後7日間のホテルや自宅(同居家族がいる場合は本人はバスルーム付きの部屋での隔離が必要)での隔離
・隔離終了前の指定された日にPCR検査を受検(費用125ドルは自己負担)
 ※上記各検査の対象は2018年(12月31日)以前の出生者

なお、過去21日以内にバングラデシュ、インド、ネパール、パキスタン、スリランカ、ミャンマーへの滞在歴がある全ての外国人(永住者を除く)は入国およびトランジット禁止。なお、トランジットについては、民間航空庁の許可を得た航空会社に限り、30数ヶ国の一部都市からのみ可能。

Vaccinated Travel Laneの拡大
現在はオーストラリア、ブルネイ、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、韓国、スペイン、スイス、英国、米国との間でVTLが開始されているが、2021年11月29日からはマレーシア、フィンランド、スウェーデンとの間でもVTLが開始される見込み。VTLを利用する渡航者は、到着時に隔離(Stay-Home Notice(SHN))の対象にならな。ただし、出発前2日以内に受けた出発前検査で陰性であることを証明可能であり、到着後にPCR検査を受けなければならない。

インド、インドネシアとは2021年11月29日から、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)とは2021年12月6日からVTLを開始予定。短期滞在者および長期滞在パス所持者向けのワクチントラベルパス(VTP)の申請は、インドとインドネシアからの渡航者は2021年11月22日から、カタール、サウジアラビア、UAEからの渡航者は11月29日から開始される。ワクチン接種を完了しているシンガポール国籍者および永住権保持者のシンガポールへの帰国には、VTLの利用やVTPの申請は必要ない。

2021年12月14日からタイ と、2021年12月16日から カンボジア、フィジー、モルディブ、スリランカ、トルコとVTLを開始予定。短期滞在者および長期滞在パス保有者向けのワクチントラベルパス(VTP)の申請は、タイからの渡航者は 2021年12月7日から、カンボジア、フィジー、モルディブ、スリランカ、トルコからの渡航者は2021年12月9日から開始される。ワクチン接種を完了しているシンガポール国籍者および永住保有者のシンガポールへの帰国には、VTLの利用やVTPの申請は必要ない。

シンガポールから日本への入国

▼国籍を問わず海外から日本へ入国する場合
①検査証明書の提出
・出国前72時間以内の検査(陰性)証明書の提出が必要です。
・搭乗時に検査証明書を所持していない場合、航空機への搭乗を拒否されます。
・検査証明書の取得が困難かつやむを得ない場合、出発地の在外公館に相談が必要です。

▽入国時に必要な検査証明書の要件
1.検体採取が出国前の72時間以内であること
2.所定のフォーマットを使用して以下の内容を検査証明書へ記載する
・氏名/パスポート番号/国籍/生年月日/性別
・検査法/採取検体
・結果/検体採取日時/結果判明日/検査証明書交付年月日
・医療機関名/住所/医師名/医療機関印影
・すべての項目が英語で記載されたもの
3.検体採取方法は以下のいずかに限る
鼻咽頭ぬぐい液/唾液/鼻咽頭ぬぐい液・咽頭ぬぐい液の混合
※実際の検体採取箇所が「鼻咽頭」でも検査証明書に記載の検体が「鼻腔」を示す「Nasal swab」や「Nasal and throat swab」などとして記載されている場合は無効となる。
4.検査方法は以下のいずかに限る
RT-PCR法/LAMP法/TMA法/TRC法/Smart Amp法/NEAR法/次世代シーケンス法/抗原定量検査(抗原定性検査ではない)

▽入国時の注意事項
・空港等からの移動も含め公共交通機関の使用は不可です。
・入国後に待機する滞在先と空港等から移動する手段について検疫所に登録が必要です。

②空港での検査等
・日本到着時に全ての人に検査が実施され、結果が出るまで空港内のスペース・検疫所が指定した施設等で待機する必要があります。
※到着から検査結果が判明して入国するまでの所要時間は検査方法により異なるため注意が必要。
・検疫における検査の結果が陰性でも、自宅等で14日間の待機が必要です。また保健所等による健康確認の対象となります。

③誓約書の提出
・国籍を問わず検疫所へ「誓約書」の提出が必要です。
【誓約の内容】
14日間の公共交通機関の不使用/自宅等での待機/位置情報の保存/接触確認アプリの導入等
※誓約書が提出できない場合、検疫所が確保する宿泊施設等で待機していただきます。

④スマートフォンの所持、指定アプリのインストール
・入国時、空港検疫で指定の位置情報確認アプリ等を利用できるスマートフォンの所持が必要です。
 ※スマートフォン不所持者は、スマートフォンを借り受けるよう求められます。
・お持ちのスマートフォンに、以下のアプリを事前にインストールおよび設定をする必要があります。
健康居所確認アプリ(MySOS等)/位置情報保存設定(GoogleMaps等)/COCOA(接触確認アプリ)

▽アプリ動作可能なOSバージョン
・iPhone端末:iOS13.5以上
・Android端末:6.0以上

⑤質問票の提出について
・入国後14日間の健康フォローアップのため、検疫時にメールアドレス、電話番号等の連絡先を確認します。
・質問票WEBで回答完了後、QRコードが表示されるので、表示されたQRコードをスクリーンショットで保存するか、印刷をして検疫時に提示する。
・質問票WEBへのアクセスはこちら「https://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp」
※メールアドレス、電話番号は日本国内で入国者ご本人が使用できるものを質問票に必ず記載する。
1.質問票WEBの入力方法
(1)厚生労働省の質問票WEBページにアクセス
・言語を選択
(2)入国者情報を入力
・日本到着日/航空機の会社名/便名/座席番号/氏名/国籍/性別/生年月日
(3)日本滞在情報を入力
・日本国内の住所(ホテル滞在の場合はホテルの住所)
※滞在先の所在地を把握していない場合は、宿泊、滞在先施設の名称(アルファベット)と電話番号を入力する。
・日本入国日から14日以内に日本を出国する予定がある場合は出発予定日等を入力する。
(4)流行地域滞在情報を入力
・日本に入国する日の過去14日以内に滞在していた地域を選択
(5)過去14日以内の体調情報を入力
・発熱、せき等の症状有無、症状がある人との接触歴
・患者等の接触歴
・体調の異常の有無(異常がある場合の症状)
・解熱剤、かぜ薬、痛み止めなどの使用
・日本入国後の14日間の待機場所
・自宅以外に待機する場合は具体的な場所を入力
・公共交通機関を使用せず移動する方法を確保しているか
(6)フォローアップ
・健康状態の確認をするために、日本国内で入国者ご本人が使用できるメールアドレス、電話番号を入力
2.質問票WEBに加え、「12条に基づく質問」にも入国前に予め回答し、検疫時に提示

⑥入国後14日間の待機期間中のルール
1.入国者健康居所確認アプリ(MySOS)による位置情報・健康状態の報告(毎日)
(1)ログイン(利用開始の登録)
・専用のQRコードからインストール
・日本国内の空港到着時、パスポート番号、生年月日を入力して利用開始
(2)待機場所の登録・現在地の報告
・待機場所に到着したらアプリで待機場所を登録
・1日複数回「現在の位置情報」を求める通知が届くので、「現在地報告」ボタンを押して応答
(3)健康状態の報告(MySOS)
・1日1回、健康状態確認をお願いするMySOSの通知が届くので、案内に従い健康状態を報告
2.入国者健康居所確認アプリ(MySOS)による居所確認(随時)
・入国者健康確認センターから登録待機先の居所確認のため着信があったら必ず応答(ビデオ通話)
3.スマートフォンの位置情報記録の保存設定(GoogleMaps等の設定)
・陽性となった場合など、保存された位置情報を保健所などに提示するために必要な設定
4.COCOA(接触確認アプリ)の利用

⑦ワクチン接種証明書による待機期間の短縮等
12月1日(水)午前0時(日本時間)以降の帰国者・再入国者等について、有効なワクチン接種証明保持者に対する3日間停留措置の免除および待機期間短縮措置(14日から10日)を停止。

▼有効なワクチン接種証明保持者に対する行動制限緩和措置の見直しについて
11月30日(火)午前0時(日本時間)以降、有効なワクチン接種証明保持者に対する行動制限緩和措置に係る新規申請受付および審査済証の交付を停止。
※12月1日(水)午前0時(日本時間)以降の帰国者・再入国者等は行動制限緩和の対象外

▼すべての外国人の新規入国等を禁止(11月30日午前0時より)
11月8日から例外的に認めてきたビジネス目的の短期滞在者や留学生、技能実習生を含め全ての国を対象に当面の間、入国を原則停止する。

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