アメリカからの個人輸入に挑戦!!特徴と注意点!

アメリカの通販サイトには日本では手に入らない魅力的な商品がたくさん販売されています。しかし、海外の通販は日本へ発送してくれないサイトやセラーも多いため、注文時には注意が必要です。

アメリカ通販購入のメリット

海外限定商品を転売できる

アメリカの通販では日本では売られていない商品がたくさん販売されています。日本で有名な雑貨やお菓子の海外限定モデルなどは、希少価値も高く需要もあるため、ヤフオクなどで高額で落札されるケースが多く見受けられます。

日本より安く購入できる

また、日本とアメリカでは物価が異なります。日本で販売されているものと同じ商品が日本よりも安く売られていることはよくあります。
そのため、国内で仕入れるより海外から仕入れた方が利益が大きくなる場合があります。

為替変動を上手く見極め

円高の時期に購入すれば、通常より安く仕入れることができます。

ライバルが少ない

日本国内で海外商品を扱っているセラーの数はあまり多くありません。ライバルのいない商品を見つけることができれば、独占販売も可能ですね。

海外通販の注意点

しかし、海外通販も良いことばかりではありません。注意点をいくつか紹介します。

支払い方法

アメリカの通販サイトでの支払いは、PayPalを使うことが殆どです。

PayPalとは、PayPal Holdings Inc.というアメリカの会社が提供しているオンライン決済サービスです。

PayPalにクレジットカードや銀行口座の情報を登録しておけば、メールアドレスや専用の決済リンクだけで取引ができるため、販売者は自分の口座番号等の情報を顧客に伝える必要がありません。また、購入者も支払いの際にクレジットカード等の情報を伝えることなく支払いができるため、購入のハードルが下がります。

PayPalは日本ではそこまで普及していませんが、欧米では主流の決済サービスです。PayPalは、基本的に無料で利用できます。

荷物が届くまで時間がかかる

海外の出品者の多くは入金を確認してから商品を発送するまでに時間がかかります。加えて、国際配送はとにかく時間がかかります。空路・海路の違いも有りますが、落札から到着まで1ヶ月以上かかる場合もあります。配送方法については選択可能なケースも多いので、シッピング情報をよく確認しましょう。

梱包が雑

海外の出品者は日本人と比べると梱包が雑な傾向にあります。ダンボール箱等で梱包せずに商品の外箱に伝票を直接貼り付けて発送する出品者も少なくありません。

商品の状態が悪い

梱包が雑なため、商品が壊れていることもしばしばあります。しかし、こういった輸送時のトラブルはPayPalに問い合わせれば、簡単に解決・返金してもらえます。

偽物も多い

日本国内でも偽物は出回っていますが、海外ではもっとたくさん出回っています。もっとも、偽物が届いた場合も、PayPalに問い合わせれば返金してもらえます。

関税がかかる

関税とは、安い海外製品が流通して国内製品が売れなくなることを防ぐために輸入品に課される税金のことです。具体的には、輸入した商品代金の60%に対してかけられます。関税の仕組みは非常に複雑で、輸入国・輸入目的・商品によって関税率が異なります。同じ商品でも輸入方法によって関税がかかったりかからなかったりします。

ただし、個人輸入の場合は輸入した商品の代金の60%が1万円以下の場合、基本的に関税はかかりません。つまり、個人輸入した商品の代金が16,666円以下の場合は基本的に免税となるのです。

個人輸入でも商品代金が16,667円以上の場合は関税がかかります。個人輸入の場合の関税額は、基本的に以下の式で計算されます。

関税=(商品代金×0.6)×関税率

商品ごとの関税率は税関のホームページで確認できます。

輸入統計品目表(実行関税率表)
関税率は毎月更新されているので、チェックし忘れないよう注意して下さい。

また、一般貨物または郵便小包を利用した場合で、課税価格の合計額が20万円以下の場合には、簡易税率が適用されます。

簡易税率は大きく分けた7区分によって税率を確定します。

消費税がかかる

個人輸入には関税以外にも「消費税」や「通関手数料」がかかります。

消費税率は国内ショッピングと同じで10%ですが(2020年10月時点)、消費税がかけられるのは商品代金の60%です。そのため、20,000円の商品を輸入した場合の消費税は以下のようになります。

(20,000円×0.6)×0.10=1200円

商品代金の60%が1万円以下の場合は、関税と同様に消費税もかかりません。

通関手数料は、配送業者が代行してくれた通関作業に対する料金です。

輸入代行業者

海外の通販サイトは、日本への発送に対応していないサイトもたくさんあります。その場合は、輸入代行業者を利用するという手段があります。輸入代行業者には2種類のタイプがあります。

輸入代行のみ

1つ目は、配送方法の手配や通関手続きなど、輸入のみを代行してくれる業者です。

購入と輸入を代行

2つ目は、輸入だけでなく、海外通販サイトでの購入・決済などの作業も代行してくれるタイプの業者です。日本語対応していない海外通販サイトで購入する場合は、こちらのタイプの方がおすすめです。

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