【新型コロナウイルス関連】日本から入国できる国、入国制限解除国 3月20日更新

コロナ禍の中で日本からの入国制限を解除する国が増えておりますが、EUヨーロッパ連合は未だ日本からの渡航を原則禁止としております。
日本も全世界からの新規外国人の入国を原則拒否し、帰国する日本人への制限も強化されております。今後の海外移動について現状をまとめました。

EUヨーロッパ連合は日本からの渡航を全面禁止

EUヨーロッパ連合は、現在日本からEUへの不要不急の渡航は原則禁止となっております。こ観光での入国の制限を解除していたヨーロッパの多くの国も現在、これに従っております。

現在のEUヨーロッパ連合のホワイトリストに名があげられている国は、オーストラリア、ニュージーランド、ルワンダ、シンガポール、韓国、タイの6か国。

今後日本からの渡航が認められるのは、「やむを得ない事情」の許可が取れ、その証明が提示できる人と、EU内の新型コロナウィルス感染対策に携わる医療関係者や自宅がEU域内にある滞在者になどに限られます。

ある程度感染が収まっている国は日本を含め、他国からのウィルス流入を恐れ、とても制限が厳しいのが実情。入国制限を「緩和」したと言っている国でも、隔離措置、PCR検査の事前陰性証明書提出、ビザ免除一時停止のため申請が面倒など、多くの手間がかかり、海外旅行のハードルは未だ高く困難なのが実情です。

入国制限とは

新型コロナウィルス感染拡大後、他国からもたらされるウィルスの感染が広がらないように、入国時に入国者に制限を課すことで、気軽に旅行で来る人の数を減らしたり、発症しても最小のリスクに留めるための水際対策。主に下のような制限が設けられています。

◆入国前にPCR検査を受診し、陰性であることの診断書を提出する

※入国48時間~72時間以内に診断を受けることを要求されます。48時間以内は遠方の国には難しく、事実上困難です。72時間以内であれば診断書を受け取れる可能性も高いので現実的な制限日数です。

◆空港でのPCR検査

※PCR検査を受けること自体は問題ありませんが、検査が出るまでの待機時間が読めず、短期間の旅行では難しいですね。有料の国と無料の国があり、結果待ち時間は5時間~1日と様々。結果待ちの待機は泊まる予定だったホテルでOKという国もあります。実費かつ、待機時間や待機場所の指定が明らかにされていない国は、実質難しいですね。

◆10日間~14日間の隔離

※一番弊害となる入国制限が「待機制限」。例え入国時に陰性で無症状でも発症する可能性があるため、潜伏期間と言われる10日間~14日間、それぞれの国が指定する施設に隔離されてしまいます。これでは入国できても観光できず、帰国したくても隔離中で帰れないという事も。この制限があっても問題がないのは他国にいたその国の在住者と、ビジネスや急用でどうしても入国し、長期駐在する人くらいではないでしょうか。

日本では全世界からの外国人の入国を停止中

2020年12月、ロックダウンを終え、クリスマスの制限をわずかながら緩和しようとしていたイギリスで、突如として見つかった新型コロナウィルスの変異種。従来のウィルスと比較すると最大70%も感染率の高いウィルスということもあり、多くの国がイギリスからの航空便の着陸を拒否しました。

現在では多くの国で変異種の流行が発見され、イギリスだけの問題ではなくなってしまいました。日本も2020年12月末には、一時的にビジネストラック、レジデンストラック、短期ビジネス渡航による14日間待機免除プロセス以外の全世界からの新規入国を拒否。変異種が発見された国からの日本人の帰国に関しては、出国前72時間以内の新型コロナウィルス検査の陰性証明の提示が必須条件となりました。現在では以下の措置に変更されております。

◆海外から日本へ入国するすべての方は、国籍を問わず、検疫所へ「出国前72時間以内の検査証明書」の提出が必要。「出国前72時間以内の検査証明書」が提出できない場合、検疫所が確保する宿泊施設等で14日間の待機となります!

これまでは海外から帰国した日本国籍者は

◆入国時のPCR検査
◆公共交通機関利用の禁止
◆14日間の自己待機

以上で入国が可能でしたが、変異種が見つかってからは、外務省が都度報告する変異種発見国から帰国する人のみに「出国前72時間以内の検査証明書」の提示を求めていました。

現在も全世界からの帰国者が「出国前72時間以内の検査証明書」の提示義務が継続されています。

◆制限の一部除外となっていた、ビジネストラック、レジデンストラック、短期ビジネス渡航による14日間待機免除プロセスでの日本入国の方たちも「出国前72時間以内の検査証明書」提示、入国時のPCR検査、14日の自己待機が必要となります

◆渡航レベルがレベル2に引き下げられた11の国と地域からの入国はこれまでPCR検査が不要とされていましたが、出国前72時間以内の検査証明書」提示、入国時のPCR検査、14日の自己待機が必要となります

 

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