アメリカのコロナウイルス感染状況
感染者数3200万人 死亡者数57万人
アメリカ国務省は今月19日、世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることから、国民向けの渡航情報を見直し、最も厳しい渡航中止の勧告の対象を世界のおよそ8割の国に拡大すると発表しました。
日本が渡航中止勧告の対象に含まれるかどうかは今の所明らかになっていません。
見直しによって4段階の渡航情報で最も厳しい「渡航の中止を求める勧告」の対象国が大幅に増え、世界のおよそ8割の国が対象になるとしています。
渡航の中止の対象となる国は、生命を脅かすおそれが高まっている状態とされ、現在はロシアやブラジルなどおよそ40の国と地域が勧告の対象になっています。
見直しについて国務省は「CDC=疾病対策センターの基準をより正確に反映するためだ」と説明し、各国でのウイルス検査の利用状況なども考慮に入れて行うものだとしています。
日本は現在、4段階で2番目に厳しい「渡航の再検討を求める」とされていますが、今回の見直しで日本が渡航中止勧告の対象に含まれる可能異性もあります。
今の所詳細はまだ明らかになっていません。
コンテンツ
入国制限について
日本人を対象とした入国制限は発表されていません。
ただし、各都市の主要ホテルで突然の閉鎖発表が相次ぐなど渡航後の滞在先確保は困難な状況です。さらに、日本を含む各国のアメリカ大使館・領事館では、館内での面接(新規)が無期限で中止するなど、ビザの発給業務も一時停止しています。
関連情報のリンク先:ニューヨーク日本国総領事館
アメリカのコロナウイルス関連情報
フライト情報
アメリカ政府の旅行制限に伴い、世界各国を結ぶ路線の運休や減便を追加しています。詳しい情報は各航空会社のホームページをご確認ください。
デルタ航空
デルタ航空は、8月も乗り継ぎに便利な堅牢な路線ネットワークを維持し、世界239都市(米国内206都市、海外33都市)に向けて、一日3,000以上の出発便を運航します。
ただし、最近の新型コロナウイルス感染者急増による需要低下に対応するため、デルタ航空は、スケジュールの微調整を続けています。
参照:デルタ航空
アメリカン航空
アメリカン航空(AA)は2020年3月より運休していた羽田=ロサンゼルス線の運航を2020年7月7日より再開しております。
またダラス・フォートワース路線も、運航を継続していた成田発着路線に加えて羽田発着路線が2020年7月9日より週3便で復便となります。
参照:アメリカン航空
ユナイテッド航空
ユナイテッド航空はCOVID-19による需要変化に対応するため、フライトスケジュールを変更しています。
参照:ユナイテッド航空