【新型コロナウイルス関連】アメリカの観光目的の入国規制・条件の現状 10月18日

新型コロナウイルス(COVID-19)の流行によって、各国の政府は、2020年の春から、国境の閉鎖や空港便の停止などの入国制限、外出の禁止や自粛要請などの制限を実施しました。今回は、アメリカへの入国規制・緩和情報をまとめました。

*最新情報は下記の各ホームページにてご確認下さい。

外務省 海外安全ホームページ
在アメリカ日本国大使館
在ニューヨーク日本国領事館

日本からアメリカへの入国制限・規制状況(外国人・日本人)

現在、日本からの渡航者がアメリカへ入国することは可能です

しかし、アメリカ入国以前の14日間に以下の「対象となる国」に渡航していたり、以下の地域を経由してアメリカに渡航する場合、日本人であっても入国は認められません(アメリカの国籍・永住権保持者を除く)。

対象となる国

  • 中国
  • イラン
  • 英国
  • アイルランド
  • ブラジル
  • イタリア、ドイツ、スペインなど、シェンゲン協定国26か国

また、全ての渡航者はアメリカ入国後、14日間の自己隔離の対象となります。

アメリカ入国のためのビザ情報

・ アメリカへの短期(90日以内)滞在を目的としたビザ「ESTA」は発給を行っています。

・永住権(グリーンカード)や、非移民ビザなど、面接を必要とするビザの発給は、年末まで停止される見通しです。

・ 2020年6月22日~年末まで、以下の労働者向けビザの発行も停止される見通しです。

対象となる労働者向けビザ

  • H1-B (技能職・専門職の方向けのビザ)
  • H2-B (農業を除く季節労働の方向けのビザ)
  • H4 (Hビザ保有者の配偶者に向けたビザ)
  • L1 (転勤者に向けたビザ)
  • J1 (ビジネス交流目的で訪問する方へのビザ)

※アメリカ入国のためのビザや永住権の申請に関する情報は、新型コロナウイルスの感染状況によって今後も変動する場合があります。
以下のウェブサイトやニュースを参考に、最新の情報をご確認ください。

アメリカから日本に帰国する際の注意点

外務省の海外安全ホームページによると、現在アメリカ合衆国(米国)の感染危険情報レベルは「レベル3(渡航中止勧告)」です。
不要不急の理由がない場合、アメリカへの渡航は控えるよう推奨されています。

参考:外務省 海外安全ホームページ(現在アメリカ合衆国(米国))

◆ アメリカは「日本への入国制限対象地域」に入っています。
そのため、アメリカから日本に帰国した際には、

  • 空港の検疫所で「PCR検査」を受けること
  • 自宅またはホテルで「14日間の自己隔離」

が義務付けられています。

※入国制限に関する情報は、新型コロナウイルスの感染状況によって今後も変動する場合があります。
以下のウェブサイトやニュースを参考に、最新の情報をご確認ください。

成田・羽田・関空の3空港については、自宅待機の方も含め陰性と判明してから空港外に出るよう、検疫対応が変更されています。詳しくは到着時に検疫官からの説明をご確認ください。成田・羽田・関空の3空港については、自宅待機の方も含め陰性と判明してから空港外に出るよう、検疫対応が変更されています。詳しくは到着時に検疫官からの説明をご確認ください。

外務省 海外安全ホームページ
在アメリカ日本国大使館
在ニューヨーク日本国領事館

日本からアメリカ入国後の自己隔離措置について

アメリカに入国後、すべての渡航者は14日間の自己隔離の対象となります。

隔離中は自宅やホテルに滞在し、以下の手順で健康観察が求められます。

  • 体温計で1日2回体温を測定し、発熱していないか確認
  • 咳または呼吸困難に注意する
  • 外出せず、他の人との接触を避ける
  • 通勤や通学はしない
  • 公共交通機関、タクシーの利用、または自動車の相乗りを控える
  • 他の人と距離を取る(2メートル)

※さらに詳しい情報や、体調不良時の連絡先は、
「海外から帰国される渡航者の皆様へ(CDC)」をご覧ください。

アメリカ・ニューヨークでの乗り継ぎ(トランジット)制限

アメリカ・ニューヨークでの乗り継ぎ(トランジット)は制限されていません。

とはいえ、最終目的地となる国・地域がアメリカからの渡航を制限している場合があるため、注意が必要です。

また、渡航者がニューヨーク到着前に、特定の地域に渡航している場合も、乗り継ぎが認められない場合があります。

アメリカ・ニューヨークを経由する航空便を予約する際は、利用する航空会社に直接、ニューヨークでの乗り継ぎが可能であるか確認下さい。

アメリカ内の国内移動について

現在ニューヨークでは、他州からの移動者による感染拡大を防ぐための対策が敷かれています。
それにより、アメリカ国内の該当する州からニューヨーク州に移動するアメリカ在住の方には、14日間の自己隔離が求められます。

※対象となる州はこちらのウェブサイト「COVID -19 Travel Advisory(NY州のウェブサイト)」で随時更新されています

隔離を実施する期間は、ニューヨーク到着日ではなく、対象州を離れた日から14日間です。
ニューヨーク州内に到着した時点で出発地が対象州に含まれている場合に、本件制限の対象となります。 
ニューヨークに居住していて、一時的に対象州に移動していた方も対象になります。
ニューヨークに移動する際に対象州を一時的に通過する場合(24時間以内)は、本勧告の対象とはなりません。

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