加藤官房長官は2021年6月17日の記者会見で、ワクチン接種の公的証明（ワクチンパスポート）について、当面は各国に入国する際に必要な人に対し、7月中旬をめどに書面での交付を可能するように準備を進めることを明らかにした。
発行は記録を管理する市区町村が行う予定とのことです。
接種証明の記載事項は、新型コロナウイルスワクチンの接種記録と接種者に関する事項などとするが、その詳細については、今後、諸外国の動向などを踏まえて決定するとしています。
「ワクチンパスポート」は、氏名や生年月日、旅券番号に加え、ワクチンの種類や接種日などが日本語と英語で、国のワクチン接種記録システムと連動させたうえで、ＱＲコードが記載された紙の証明書を発行する形を想定しているとの事です。
電子交付の検討も進められているとのことで、スマートフォンのアプリなどで電子証明書として持ち歩けるような形のものになれば、より便利ですね。
今回のワクチンパスポートは海外へ渡航する際に相手国への入国を円滑にするためを目的とされており国内での運用は未定となっております。
