海外のフリーマーケットについて
アメリカでは毎週末になれば様々な場所でフリーマーケットやスワップミートが開催されています。
日本ではフリーマーケットはリサイクルとか家の不要品を個人が販売するというイメージがありますが
アメリカでもイタリアやフランスなどでもフリーマーケットや蚤の市は盛んにおこなわれています。
アンティークから家具まで色々な商品が販売されています。
ヨーロッパでは広場や川岸などで週末になると小規模ながらあちこちに市が立ちます。
小規模のフリーマーケットだけではなく、例えばイタリアのトスカーナ地方のフィレンツェから南に60kmほど離れたアレッツォという町で第一週の週末に行われるフリーマーケットは町全体が会場になりイタリア国内だけではなくヨーロッパ全体から買い物にくる大規模なものまであります。
ヨーロッパでは大きな商品はそれほど多くなく、フランス語が起源のアンティークに代表される小物類や書籍、衣類、革製品などが主流になります。
アレッツォなどの大規模フリーマーケットになると開催される何日前から町中のホテルは満室になり、当日は駐車場もすぐ満車になります。
なので、そういった時には近くのホテルを事前に確保するか、郊外のホテルに宿泊して公共機関を利用するようになります。
アメリカのフリーマーケットも盛んで週末ともなると至る所でフリーマーケットが開かれます。
ヨーロッパと違って車でアクセスする場所が多く、規模も大規模になります。
フリーマーケットによって特色がありますが、ヨーロッパと違って大きい商品を扱うことが多く
衣類やアクセサリーはもちろんソファーやベット、タンスなどの大型家具から車用品など、どうやって運ぶのかと思う商品まで数多く販売されています。
開催される時間は早朝の5時からなどのフリーマーケットが多く、入場料も入場する時間帯によって違ってくるフリーマーケットも多くあります。
もちろん早朝のオープン時から入場するほうがベストです。
早朝なので販売商品が少なく、きちんと販売できるようになるまでさらに時間がかかりますが
駐車場が非常に大きく何カ所かに分かれていて、時間とともに埋まっていきます。
朝の9時や10時ごろになると人気のあるフリーマーケットは駐車場に駐車するスペースはなくなります。
駐車場は広大なので入り口から近くに駐車しないと駐車場までの距離があるうえ、車を駐車した場所もわからなくなります。
その点は日本の大規模フリーマーケットとは規模が違いますので注意が必要です。
フリーマーケットの会場にはワゴンをもっら方が多くいます。
それに購入した商品を積んで買い物をするようですが大量に購入される方はすぐ満杯になりますので駐車している車と往復して買い物をします。
その際には出入り口でスタンプをしてもらえるので出入りは自由です。
フリーマーケットでは英語などその国の言語を話せたほうがいいとは思いますが、話せなくても電卓があるとどうにかなると思います。
フリーマーケットなので価格交渉は当然あります。
国によって傾向は違いますがイタリアなどでは価格交渉は積極的に行ったほうがいいと思います。
アメリカでは極端な価格交渉は少ないと思います。
アメリカではフリーマーケットも盛んですがガレージセールも頻繁に行われます。
不要品を販売する小規模なガレージセールから引っ越しのため家具を含めてほとんどの持ち物を販売するガレージセール、そして近所の何軒か共同で行われる事もあり、そういった時には普段車のとおりがない場所でも頻繁に車でガレージセールに訪れて購入していきます。
掘り出し物はフリーマーケットよりガレージセールで見つけられる事が多いので、アメリカでの人気は高いと思います。